シニアライフを彩る
プロ集団として、
地域で選ばれ続ける
介護拠点を目指します。
地域に貢献できる介護人材を育て、
ご利用者様・ご家族様の満足度向上へ
大吉会の歴史は、介護保険制度が施行された2000年に、埼玉県越谷市で幕を開けました。私たちの原点とも言うべき「キャンベルホーム」は、地元を深く愛した先代理事長が海外視察を行い、市内で初めてユニットケアを導入した特別養護老人ホームとして開設しました。その運営ノウハウを基に、2007年には「白樺ホーム」を、2018年には「クローバーホーム」を開設し、おかげさまで順調に事業成長しております。
拠点を増やすきっかけとなったのは、「スタッフの成長を応援したい」という経営幹部の熱い想いでした。組織とは人を育てる場でもありますから、幅広い経験ができる環境を整え、地域の未来を担う介護人材の育成に取り組みたかったのです。介護事業者として、ご利用者様・ご家族様のために努力を重ねるのは当然のことですが、質の高いサービスの提供にはスタッフの成長が欠かせません。私たちは、スタッフのプロ意識を育むことが、ご利用者様・ご家族様の満足つながり、地域で選ばれ続ける施設につながると確信しています。
三位一体となった施設運営で、
関わるすべての人の幸せを創造
大吉会のシンボルークは、三位一体を象徴する「三つ葉のクローバー」です。一本の茎に三枚の葉が生える様子は、ご利用者様・ご家族様、スタッフ、地域が手を取り合う姿で、三者が信頼関係を築き、最期まで支え合える介護拠点を築きたいという願いを込めました。
そして、サービス提供指針として掲げる「あなたもよかった、わたしもよかった、まわりもよかった」の具現化に向けて、大吉会に関わるすべての人の幸せを願い、お手伝いができる組織を目指します。そのために必要な要素として捉えているのが、「環境づくり」「食事づくり」「生きがいづくり」「人材づくり」です。
思わず自慢したくなる、
こだわりの詰まった
施設環境
大吉会では、長い人生を力強く生き抜いてこられた先輩方を敬い、上質な空間でくつろいでいただきたいという想いから、外観をはじめ、内装設備、空間設計、家具の素材やメーカーに至るまで、細部にまで意識を向けた環境づくりを行っています。日用品をひとつとっても、お年を召したご利用者様の暮らしを想像し、理事長自ら全国に足を運んで「これぞ」と思うものを厳選。特に、椅子・ベッド・介護浴槽に関しては、長時間使用しても疲れにくいものを選定し、床ずれ防止や介助者の負担軽減にまで配慮しています。
環境に強いこだわりを持つのは、身内の施設入居に後ろめたさを感じるご家族様や、介護の仕事に誇りが持てないスタッフのためでもあります。すべてのご家族様に、「入居はベストな選択だった」と満足していただけるように、すべてのスタッフに、「ここが私の職場です」と胸を張って紹介してもらえるように、美しく快適で、自慢したくなる環境を整えているのです。
五感が喜ぶ食生活で、
心も体も健康に
健康長寿を叶える食事とは、身体だけでなく、心にも栄養を与えてくれるものです。大吉会では、おいしさの追求はもちろん、美しい盛り付け方や、食欲を引き出す器選び、四季を感じる旬の素材の使用、出来たてを味わう配膳など、五感が喜ぶ食事づくりを大切にしています。また、普段とは一味変わったメニューが登場する「ごちそうの日」や、季節行事にちなんだ「行事食」など、さまざまな食のイベントを充実させることで、ワクワクする気持ちを持っていただきたいと考えています。
終の棲家として、最期までおいしく食べていただくための支援にも尽力し、ご利用者様一人ひとりの噛む力・飲み込む力に合わせた「介護食」に対応。ペースト状のソフト食においても、多職種で検食を重ねて味のクオリティを追及しています。各施設では、地域の歯科医師と連携した口腔ケアに取り組んでいるため、胃瘻などを造ることなく、生涯お口から食べ続けるご利用者様がほとんどです。
最期まで自分らしく、
生きがいのある人生に
現場で常に心がけているのは、施設生活の中で「生きがい」を見つけていただけるような支援です。大吉会の介護スタッフは、食事や入浴のお世話といった日常生活のサポートに留まらず、人生の輝きを高め、いつまでも自分らしく過ごしていただくための「生きがいづくり」に力を注いでいます。
アクティビティと年間行事は、身体・認知機能の維持・向上や、リフレッシュのためだけでなく、生きがいづくりにも欠かせない時間です。特に、毎年恒例の4大行事「春風祭/夏祭り/敬老会/クリスマス会」を楽しみにされているご利用者様は多く、当日はご家族様も招待して盛大に開催しています。また、独自の取り組みとして、スタッフの趣味や特技をアクティビティに活かしていることも特徴。ギター・ウクレレ・フラワーアレンジメント・茶道など、それまで知らなかった仲間の得意なことが垣間見え、職場内のコミュニケーション活性化にもつながっています。
介護職の
社会的地位を上げ、
従来の業界イメージを覆す
設立当初の介護業界を振り返ると、労働環境は決して良好とは言えず、給与や待遇が離職の大きな原因となっていた時代でした。大吉会ではそんな状況を打破しようと、介護スタッフの処遇改善に取り組むと同時に、資格取得を促して専門職化を図り、社会的地位の向上を目指しています。教育サポートを充実させて、無資格・未経験から介護の仕事にチャレンジしたい方も大歓迎しており、優秀な人材に長く活躍してもらえるよう、努力や成果をきちんと評価し、昇給・昇格という形で還元しています。
2017年からは、グループ法人として資格取得支援校「ケアカレッジあいあい」を設立し、研修費用のサポート制度(資格取得後1年間の勤務で返済免除)を確立。働きながら資格取得を目指せる環境が整っているため、在籍する介護スタッフの2/3は介護福祉士の資格を有し(2021年6月現在)、常にプロ意識を持ちながら仕事に従事しています
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